2011-10

生き物のみかた

11102501

 前回の記事に絡んで、今回は学名について書こうとしました。
 でもちょっと踏み込みすぎてしまい、迷宮に入ってしまいました。

11102502

 見分ける境界があいまいな、生物を分類するという行為がいかに難しいか思い知らされた気分です。
 歴史が長い研究分野でもあり、国や研究者ごとの見解の違いがぶつかりあって、やっかい極まりないです。
 生物分類学を枯れた(死んだ)分野と考える方もおられますが、本当にそうでしょうか。

11102503

 生物の分類。
 「全ての生き物は2つに分けられる!食えるか、食えないかだ!」
 そういう分け方もありますね。
 他には「利用方法」でも分けられます。
 こうした人間の生活上の都合による分け方を人為分類と呼びます。

 もちろん「見た目」や「増え方」も手がかりになります。
 こうした分け方を自然分類と呼んでいます。 
 分類学では生物の本質をつかむため、自然分類を追求しています。
 (どちらの分け方が優れているとか優れていないとかではなく、目的の違いです)

 イルカが魚の仲間ではなくほ乳類で、大きく分ければイヌやウシやヒトの仲間であるというところまで来るのにはどれくらい時間がかかったのでしょうね。
 (直接イルカに接する人々は意外と早い時期に分かっていた気がします。でも学者って時々頭でっかちだから・・・)

11102504

 さて現在、生物の自然分類をするうえで系統分類の視点が欠かせません。
 生物が進化してきた道筋を推定し、そこから示される生物の類縁関係に基づいて分類する考え方です。
 そのために外部や内部の形態、器官や細胞の構造・機能、生態、発生の仕方、染色体や遺伝配列、物質の合成経路などなどを手がかりにするわけですが・・・。(もちろんも化石などによる古生物も対象です)
 これって、生物に関する全ての分野が関わってきます。

11102505

 生物を研究するには、どの生物の何を調べているのかをはっきりさせないと意味がありません。
 でなければ記録することもできず、その結果を他の人のものと比較することもできませんから。
 一方、分類には生物学のあらゆる分野の成果が集約されています。
 生物研究の基礎であり、集大成でもあるわけです。
 (そりゃあ、見解の違いがぶつかりあうよな)
 (とりあえず便宜的に引いた線もありそうだし混乱するわけだ)
 (ジャイアントパンダとかいい例かも。クマ科かアライグマ科かジャイアントパンダ科か)

11102506

 記載されていない生物は山ほどいますし、内容は今後も変化していくのでしょう。
 まだまだ分類学も最先端でありつづけそうです。
 (ところで、学名の話はどうしよう)

スポンサーサイト

テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

«  | ホーム |  »

プロフィール

Author:amino
 元からの趣味だったカメラと、はまってしまったドールが化合して、なんだか引き返せないところに立っている気がします。

基本方針:
 気まぐれ、いきあたりばったり
お供のモデル:
 ことり、愛佳、凛、ナツキ、桜
 史織、雪歩
アシスタント:
 みう

 気長に見ていただけたら嬉しいです。

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード