2017-06

鉄路の余韻Ⅲ

 廃線巡りの続きです。
 前回は、コース上の最初のトンネル前で終わったのでしたね。
 (過去の記事はこちら→その1その2

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 それではいつものように、記事をたたみます

 このコースには、いくつかのトンネルがあります。
 その全てに照明はありません。
 トンネルは1つ1つ微妙に整備状況が違いました。
 いずれにせよ、(当然のことながら)足元は整備されておらず、転倒したりひねったり水たまりにはまったりする恐れがあります。
 行かれる方は、懐中電灯なりヘッドランプなり、灯りを用意することを強くお勧めます。

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 トンネルに入ると、谷側からの湿った冷たい風がぬけてくることもありました。
 汗ばんだ体にひやりと心地よいです。
 枕木が壁面に並んで立てかけてあったり、脇に積んであったり、地面に残されていたり。
 煤が天井にこびりつき、蒸気機関車の気配を伝えます。
 (トンネルに入る時には、窓を閉めなきゃ大変なことになったのでしょうね)

 照明の無い構内。
 入るほどに色は消え、闇は深くなります。
 この自分の手さえも見えないほど見事な暗闇を、私は気に入りました。
 聴覚や触覚といった感覚が目を覚まします。
 興奮して浮き立ったり不安になったりする気持ちの変化を、楽しんでいました。

 闇に慣れた目はわずかな灯りでもはっきりと捉えます。
 手に持ったライトをつけると、足元や壁面の凹凸が浮き上がります。
 慎重に足元を選びながら、前へ。
 しばらく進むと、わずかに視界が明るくなり始めます。
 壁面には光と影の長いグラデーションが描かれています。

 彼方にタマゴ型の出口が。
 ほっとする瞬間。(多分この時が危ないんだろうなぁ)
 まるで夜明けです。
 トンネルの中に夜が封じられているようです。

 そして再び、5月のまぶしい空の下へ戻ってきました。

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 地面に枕木が残されていたりも。
 これだけでも線路跡という感じがしますね。

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 環状未知さまの麻衣ちゃん。

 枕木以外にもいたるところに鉄道の記憶が残っています。

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 コース上のトンネルでいくつもの夜昼を越えて現れるのは?
 次回に続きます

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コメント

非公認でもハイキングコースとしてかなり魅力がありますね~。とても気持ち良さそうな風景が続いていますし、何より適度なスリル感があって楽しそうです!

廃線巡りはやってみたいことのひとつです。鉄路は普通の道と違う独特の雰囲気があるように感じます。道としては成り立たないけど鉄路なら成立するルートを通っているとか、どんなにきつくても曲がる時は必ずカーブとか・・・あ~なに言ってんだろ・・

mionnさまへ

 おっしゃるように、たいへん魅力的なコースでした。

 同感です。
 私も鉄路は一般の道路とちょっと違う発想で作られていると思います。
 (どういう風にとはいえないのですけれど)

 いつか行かれて、紹介されるのを楽しみにしています。

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 元からの趣味だったカメラと、はまってしまったドールが化合して、なんだか引き返せないところに立っている気がします。

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