コスモスに君と

ハレー彗星の落とし物。
オリオン座流星群極大。
ピークは22日早朝なわけですが、あいにくの雨。

宇宙のチリが地球の引力に引かれて落下する際、大気圏で光を発しながら燃えつきます。
その燃えつきながら落ちていく光跡が流星です。
それがたくさんある(あると予想される)場合、流星群と呼ばれています。

宇宙は均一な空間ではなく、ところどころにチリの濃いエリアがあります。
そのエリアを地球が通る際、地球にたくさんのチリが当ります。
(雨の中で走ると、顔にいっぱい当るように)

さてオリオン座流星群の場合、チリの元はハレー彗星が起源です。
彗星の通った後に残されたチリ。
そのチリの密度の高いエリアを公転により地球が横切り、オリオン座流星群が生じます。
公転によるものなので、毎年同じような時期に観測の機会があります。
オリオン座付近を中心として、放射状に流れるのでこの呼び名になりました。

あんまりチリなんて言うな、風情が無いという方もおられます。
他になんと言えばいいのやら。
えーっと、残骸?
いや違うか。微小天体とでもしておけばいいのかな。
分かりにくい気がしますが。

今回の流星群は11月初め頃まで観測できるとか。
(星が流れる頻度は減りますが)
今夜ダメでも、まだチャンスはあります。
ところでハレー彗星が次に地球に接近するのは、2061年。
あと50年後。
はたして見ることができるでしょうか。
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コメント
NoTitle
イデオン???
thieriさまへ
( ^ω^ )
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