2017-11

電車の軋り

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 昨日は遠出で朝から長時間、電車に乗っていました。

 車内でも街中でも鮮やかな振袖姿を見かけました。
 お正月よりも多かったです。
 そういえば、成人の日でしたね。


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 自家用車と比べて、電車などの公共交通機関では他者が近いです。
 互いの様子が目に耳に入ってきます。
 見る気も、聞く気もなくても。

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 新聞を読んでいる人。
 音楽を聴いている人。
 仕事の話をしている二人組。
 (途中、携帯電話で打ち合わせを始めたのには少し驚きました)
 解答を見ながら猛然と答えを書き込み、ご丁寧に赤ペンで答えあわせをする中学生。
 カバンが閉まらないほどの資料を抱え、車内で勉強をしている人。
 (法科大学院のテキストを持ってました)

 編み物をしている人もいました。
 白い毛糸で帯状の・・・、マフラーでしょうか。
 その様子を見ながら、思い出したことがあります。

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 通勤電車のロングシートに座って、その人がしていたのはレース編み。
 銀色の細い編み棒が動くたびに、レースがひらひらと動いていました。
 そこへ急制動が。
 お約束の慣性力で小さくない揺れが起こりました。

 午睡から覚醒したような車内のざわつき。
 体勢を立て直し、自分の世界に戻ろうとする人。
 次の駅で降りる準備を始める人。
 さっきの人は?

12011004

 なんだか様子がおかしい。
 右手で編み棒を握り締めています。
 先ほどの衝撃で隣の人とぶつかったのかもしれません。
 編み棒が左手の親指、その爪と身の間に突き刺さっていました。
 できるだけ冷静に、そして必死に引き抜こうするも、深く食い込んでいるようでなかなか抜けません。
 そして駅に到着。
 結局その人は荷物を小脇に抱え、そのまま指を押さえて降りていきました。

 今でも白いレースに付いた赤の鮮やかさが、指のうずきとともに思い出されます。

  
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コメント

何度読み返しても

「疼き」が、伝わって来ます。

子どもの時分、破傷風で指を怪我したけれど、あの時も動かすたびに疼きがあって、治るまでに1ヶ月くらい要した記憶が…。
其れ以上に酷かったのは、ハスキーの成犬♂。
今も左腕にくっきり残る噛まれた傷跡は、十年以上も前の物。なんでも動物に襲われた場合の傷は、菌が内部に残ってしまうため縫ってはいけないそうです。当時は一週間程、血が滲んでいた記憶が…。

痛ましい。

やしまさまへ

 読んでいるだけで、じくじくとした痛みが。

 噛み傷は感染症の恐れもあるうえに、治りが悪く痕が残りやすいらしいですね。
 (雑菌を体内に植えつけるようなものなのでしょう)
 子供の喧嘩の噛み痕がずーっと残るなんて事も。

 傷跡を見るたびに痛みやそのときの状況や気持ちを思い出しますね。

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Author:amino
 元からの趣味だったカメラと、はまってしまったドールが化合して、なんだか引き返せないところに立っている気がします。

基本方針:
 気まぐれ、いきあたりばったり
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 みう

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