2017-07

まだ終わっていない

 ウサギと戯れる島歩き、第4回。
 (前回までの内容はこちら→第1回第2回第3回

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 この島は明治時代に、近代的な要塞が築かれました。
 しばらくして砲は撤去されましたが、
 現在も砲台やその関連施設の跡が、島のあちこちに残っています。

 レンガや石で造られた堅牢でどこかモダンな建物や構造物。
 明治政府が軍事にかけた意気込みを今に伝えています。

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 さらに昭和の始め頃から、陸軍はこの島を化学兵器の生産拠点にしました。
 毒ガス工場の存在は隠され、地図でもこの島一帯は空白になっていました。
 上の画像は、そのガス貯蔵施設跡です。
 兵器製造所時代の建物はほとんどがコンクリート製で、要塞時代とは趣が異なります。

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 終戦後、GHQや政府によって施設解体や残された化学兵器の処分が行われました。
 それは、周辺海域への投棄・火炎放射器による焼却・島内での地中処分といった方法で行われました。
 壁面に残る黒い煤は、火炎放射を受けた跡です。

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 ここの工場で働き被害を受けて、中毒症状に苦しんでいる方が現在も多数おられます。 
 ヒ素による土壌汚染も存在しています。
 また数年前には、海中からガスの入った容器が見つかり、騒ぎになりました。
 この島はそうした遺産も受け継いでいるのです。    

 旅のレポートはまだ続きます

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 元からの趣味だったカメラと、はまってしまったドールが化合して、なんだか引き返せないところに立っている気がします。

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