黒い月が昇った朝

天体イベントに沸いた朝。
さぞかし目の保護グラスが売れたことでしょう。
TVも朝からお祭り騒ぎ。
なんだか大晦日~お正月のようでした。
(カウントダウンまでやってましたし)

こちらの空はうっすら曇り空。
TVやネットで見た方が手っ取り早いかもという考えもよぎりました。

いやいや、今の状態を体感するには、肉眼で見ないと!
我ながらどこまでもアナログ人間。
そして、お祭好き。(周りに影響されやすいだけか・・・)
雲間から時おり部分日食が見えました。

夜になり、改めてTVで金環日食の映像を視聴。
(やっぱりすごいな星猛者たち)
その歴史が始まったときからヒトは空を眺めていたはずです。
天文学の歩みは人類の歴史と重なります。
観測してデータを揃え、理論を構築、膨大な計算、検証、その繰り返し。
古代から脈々と続く猛者たちの知恵と、気の遠くなるような努力の結晶です。

現在はかなりの正確さで、日食や月食を予測できます。
今後、今年の11月14日にオーストラリアやニュージ-ランドで皆既日食があるそうです。
日本では、2016年3月9日に部分日食。
天体の動きは物理法則に支配され、データと理屈が分かれば計算できるとはいえ、
1年先、100年先の事象を精密に予測できることに驚かされます。
こんな風に、自分の人生を予測できればと思う反面、できなくてよかったとも思ったり。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://sukasen.blog22.fc2.com/tb.php/816-3d2ff0da
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)